やっと申込ハガキを出していたNHKのど自慢、なんと予選会への出場はがきが届いた!
でも予選会まであと2週間、早速準備しなきゃ!
思ったけど、何をどのように準備したらいいか・・・迷っているあなたに
2018年NHKのど自慢に初応募で本選出場まで果たした経験のある私が、本選まで準備してきたことをまとめて書いてみました。
コチラの記事で書いた通り、NHKのど自慢は、ヒューマンドキュメンタリーの番組です。
歌は一次選考で決めているので、それ以外の部分であなたというキャラクターが引き立つような準備をしていくことが大事です。
衣装や、歌唱練習、など準備する必要のあることはある程度決まっています。
NHKにこの人を翌日の本選に出したいなと思ってもらえるように、事前に考えておくことは必要です。
準備でどうしようか悩んである方の参考になると思うので、ぜひ読んでみてください。
【予選会前日まで】NHKのど自慢準備4つ
NHKのど自慢の予選会へのご出場おめでとうございます。
予選会まで2週間という短い時間ですが、早めに準備しておくと心構えもできるので、当日も心に余裕ができると思います。
1 1番の歌詞は必ず暗記しよう
のど自慢は予選会では約45秒ほどの歌唱時間です。
前奏は、歌い始めの2小節前くらいからはじまります。※2023年4月~カラオケ音源のため現在は違うかもしれません。
短い曲であれば1番を全部歌えるか、そうでなければ1番のサビ位までの歌唱になります。
非常に短い時間で自分の歌唱をアピールしないといけませんので、必ず歌詞は暗記しましょう。
当たり前だと思われるかもしれませんが、中には当日歌詞を書いた紙を見ながら歌われる方がいらっしゃいます。
NHKの方は初めの説明で『歌詞を見ていただいても大丈夫です』といわれるのですが・・・
歌詞を見ながら歌う人をNHKは翌日の本選のテレビに出したいと思うかどうか?
大丈夫と言われても、NHKは翌日の本選出場者20組を選びたいので、
全部暗記してきている人がいるのに、わざわざ暗記していない人を出すようなことはしないでしょう。
と考えるとわかりやすいと思います。
歌詞を暗記して何も見ずに、堂々と自分の曲を歌えるように準備しておきましょう。
歌の練習しすぎに注意!?
私は、予選会突破はがきが届いてから、最終調整で本格的にカラオケで練習をはじめました。
それまでは、はがき選考を突破できるかわからなかったので、通勤の車の中でCDを聞きながら毎日練習をしていました。
予選会出場が決まってから2週間しかないので、前日ぎりぎりまで練習したい気持ちがありました。
前日に1人カラオケで2時間練習しすぎてのどに不安を覚え、不安になり後悔したからです。
予選会前日は、出来るだけリラックスしてのどをいたわりましょう。
もちろん練習してもいいとは思いますが、一人カラオケに行き何時間も歌うなど、のどに負担がかかることはやめた方が良いと感じました。
ダンスや振り付けなどがある場合は練習したほうがいいと思います。
次は私も気を付けます(笑)
2 原曲CDの準備
予選会出場のはがきが来たら、原曲CDの音源を持参するように書いてあります。
原曲CDは、予選会合格して、本選の打ち合わせ時に必要になります。
必ず用意しておきましょう。
3 自分のキャラクターや曲に合った衣装を準備しよう
予選会だからといって清潔感のない、だらしのない恰好など、見ている人に不快感を与えるような恰好はNGです。
予選会で合格した人は、本選で全くそのままの恰好で出るようにNHKから指示があり、変更はできないからです。
予選会では眼鏡だったけど、本選でコンタクトに変えるということもNGなくらい衣装にもシビアだったのを覚えています。
そのまま本選に出ても恥ずかしくないあなたらしい格好をめざしましょう。
キャラクターや曲に合った格好を見つけよう
職業・学校・部活などの衣装
- 学生
- 部活
- 消防士
- 保育士
- 自衛隊
- 漁師
- 農家 etc
など挙げればまだまだたくさんありますが、このような感じで自分が使っているユニフォームや制服などがあれば、キャラクターがわかりやすいので、おススメです。
曲や歌手に関係する衣装
- 祭り
- クリスマス
- 好きな曲の衣装(ジュディオング/魅せられて…etc)
- 好きな歌手の個性的な衣装(矢沢永吉・ゴールデンボンバー…etc)
このようにちょっと曲の雰囲気を出した衣装を着るのもいいと思います。
祭りの曲だと法被を着るとか、ワンポイントで下駄や草履を履く、鉢巻を巻くなどでも雰囲気が出ると思います。
そういったかんじで、普通の衣装に少しプラスできるものがあればしてみるのもいいでしょう。
上記のような衣装をもし準備できないような場合でも、基本的には清潔感があり、感じのよいあなたらしい格好を心がけましょう。
4 前日に会場の下見に行ってみる
予選会の前日は、会場は翌日の予選会の設営が行われています。
夕方頃には大体終わっていたので、そのころに私は会場を見に行きました。
人の少ない中で、ゆっくりと写真撮影できたりと、会場の雰囲気を見ておくことで安心できました。
地元などで開催の場合、距離的に行けそうであれば行ってみるのもおススメです。
それが難しいのであれば、予選会当日に、かなり早めに行っておくこともいいと思います。
駐車場が少ないなど、当日に予期していなかったアクシデントがあったりすると歌唱に影響したりすることもあるので、基本的に余裕をもって行動しておいた方が良いと思います。
【予選会】当日に気を付けること3つ
1 自分の歌唱順番を常にチェックしよう
歌唱順は、200組の曲があいうえお順で番号が当てられています。
当日は、NHKの指示にきちんと従いましょう。
一番大事なことは、自分の歌唱の順番できちんと準備して歌うこと。
自分の番にいなかった人がいても、「最後に歌う時間を設けますから大丈夫ですよ~」と説明があるのですが、
そういった方はまず本選まで行くのは難しいと思った方が良いかもしれません。
NHKの指示に従えていない=生放送の本選で何かあったら困る。と思われる可能性もあるのではないでしょうか?
2 着替えがあるときは早めに準備
当日は控室が男女別に用意されています。
着替えをされる方は、自分の番号が舞台袖の歌唱待ちに表示される前に、着替えて準備を終えておきましょう。
私の時は和室の控室でした。応援に来てくれていた母と食事をしたり、練習したりと控室を上手に使うことができたことでリラックスできてよかったです。
3 歌唱時は自分の声は聞こえない!?だから思いっきり歌おう!
NHKのど自慢出場者は基本的にアマチュアなので、舞台で生演奏で歌唱することに慣れていません。
カラオケではスピーカーで自分の歌が聞こえるのですが、のど自慢の舞台では自分の歌声はほぼ聞こえません。
本来ライブやコンサートなどで使われている”かえし”というモニタースピーカーがありません。
20240906追記
私が出演した当時は、舞台下にテレビモニターと黒い四角い箱が2つありました。もしかしたらモニターは舞台下に置かれていたのかもしれません。ただ、舞台上にはなく距離が離れているため、どちらにしてもモニターでの返しに期待はしない方が良いような気がします。
もちろんイヤーモニター(大規模なコンサートや、歌番組などで歌手が耳につけているもの)もありません。
モニターというのは自分が歌っている声や、楽器の演奏を、歌う人が聴ける重要な道具なのですが、全く何もありませんでした。
なので自分の歌声や、生演奏の音も、自分の出している声もほとんど聞こえません。
特に私はパワーボイス系なので、自分は相当量の声を出しているにも関わらず、全くといって自分の声が聞こえず、自分が果たして歌えているのかどうかもわかりませんでした。
私は順番が中盤でしたので、前半に終わった女の子が泣いていたので聞いてみたら、自分の声が聞こえなかったとのことでした。
歌唱してみて私も分かったのですが、素人が歌うにはかなりのハードルでした(笑)笑えません(涙)
とりあえず自分の練習を信じて、前奏に合わせて歌い始めたら思いっきり歌いましょう。
しっとりゆっくりした曲なら、自分の声が聞こえるのかもしれません…謎です。
あとからバンドを持っている当時の同僚に聞いたら、”かえし”がないと歌えませんよとびっくりされました(笑)
出場者が舞台上で待つパターンの場合(感染対策が終わったら)
コロナで感染対策をされる前は、出場者は全員舞台上に席があり、自分の順番を待っていました。
コロナが落ち着いて、コロナ前と同じように舞台で待つようになったら、舞台での自分のふるまいも気を付けましょう。
私も歌唱順に並んで舞台袖で待っていた時に、周りの人から聞いたのですが、舞台上で待っている時も笑顔でリズムをとったり、手拍子したり、など雰囲気に合わせた振る舞いをした方がいいとのことでした。
私も曲に合わせて体をゆすったり手拍子したりなどしながら、自分の順番を待っていました。
※2024年現在は、感染対策も終わって、舞台上で待機するように戻ったようです。
【予選会】歌唱終了後の流れ
アナウンサーから質問
歌唱後は、舞台を降りたところに小田切千アナウンサーやNHKの方から質問されました。
小田切アナ:子供の頃この町のどこで遊びましたか?
NHKの人:以前NHKのど自慢本選に出場されたことがありますか?
の2点でした。
小田切アナの質問の意図を考えると、地元枠なのかな~と推察できますね。
NHKの人の質問は、本選出場経験は必ず聞かれるそうなのですが、何となく本選出場経験者をを本選出場させないようにしてるということなのでしょうか…
予選会歌唱の自分の映像が見れる
会場の外では20分遅れで、自分の歌った歌唱を見ることができます。
さらに、自分の歌った時の画像をプリントしてもらうことができました。
いい記念です。ありがとうNHKさん。
予選会出場者全員の歌唱が終わったら
本選出場者が決定するまで、しばしの間、カラオケ大会が始まります。
丸一日かかった予選会もこのころには、皆解放されて楽しそうに歌っていました。
私は歌唱時の反応や、NHKの人の反応などで、何となく直感で、「もしかしたら・・・」と思っていたので、のどをいたわる為にカラオケは見るだけにしました。
カラオケ大会が終わったら、本選出場者の発表です。
本選合格した後の流れ
本選出場のための打ち合わせ
歌唱番号順に本選出場決定者が呼ばれていきます。
見事本選出場者に呼ばれたら、荷物をもって舞台に上がり、翌日の予定の確認があります。
翌日の本選に問題なく参加できるなら、そのまま別室に移動して、打ち合わせになります。
小田切アナウンサーと、プロデューサー2人、合計3名とお話をしました。
さらに鐘を鳴らす秋山気清さんと別室でキーの確認がありました。
この時に原曲CDが必要になりますので必ず準備しておきましょう。
その部屋にはCDデッキや楽器等がありましたので、
CDを使うとしたらこのタイミングなのだと思いましたが、
私の時はCDをかけずに、そのままアカペラで歌いました。
音程の確認などその時に必要であれば使うのかなという印象でした。
家の遠い方から打ち合わせを行うので、会場から車で5分の私は最後でした。自宅に帰ったのは9時前くらいでした。
その他
本選出場者には、家族席あり
本選出場時、家族などの応援席はありますので安心してください。
私が出場した2018年はコロナ前で、本選出場一人に対し4席ずつでした。
席数に関しては放送局によっても異なることもあるかもしれないので、家族で要相談ですね。
家族が多すぎて足りそうにないという場合は、あらかじめ観覧申込に応募してみてもいいと思います。
私も観覧も申し込んでいたのですが、観覧の抽選はあたりませんでした。なかなか難しいものですね。
まとめ
のど自慢の予選会への出場はがきが来るのは約2週間前ですね。
出場できるのかどうか、はっきりしてから準備を始める方が多いと思います。
私もそうでした。それで感じたことが、2週間ってあっという間で案外短いということです。
NHKのど自慢のシステム上そうならざるを得ないと思います。
そのような中で、予選会に必要なことや、当日に知っておいたらいいなと感じたことを書いてみました。
ある程度把握しておくことで安心して当日に歌唱することができると思います。
そして、本選出場を目指してがんばりましょう!